何かを語るということは、何かを語らないということだと思っています。Aを語れば非Aは無視される。私の目の前にある机について語ったとすれば、その瞬間、私が今座っている椅子については語られないということです。これは言葉に限った話ではありません。も…

かなり大きな地震があったみたいですね。心配です。 幸か不幸か、今のところ私には地震の直接的な経験がありません。科学館のようなところで地震シミュレーターを体験したことはありますが、あれは所詮乗り物です。一応、阪神・淡路大震災を直接経験している…

春ですね。当ブログは例によって約１年間停止していました。継続的に文章を書くのは難しいです。あるいは習慣化一般が苦手なのかもしれません。こんな感じなので、やはり私にブログ更新などは土台無理な話だったのでは、と思うこともままあります。 しかし一…

不定期連載（）のシリーズは、ひとまず置いておき。 どうも最近、文章を「書く」気が起きないというか何というか。読むのは読んでいるんですが……。Twitterすら更新できないのはかなり重症です。これはなんとかしないといけないな、と久々にこのブログを更新…

前回記事よりかなり時間が過ぎました。なんか下書きがあったので、投稿しておきます。いつまで考えていても先に進みませんし。 前回までの記事で、「恋愛全体」という概念と「真の/偽の恋愛」*1という概念を導入しました。しかし、これらの中身が今一歩理解…

前回、「恋愛と性交渉を結び付ける」という議論の中で、「恋愛」が「性交渉」と不可分であるとするならば、「性交渉」以外の「恋愛」は成立しえないはずだという予想に対し、このような反論を想定しました。 （「恋愛」と「性交渉」が不可分だというのは）「…

恋愛を性交渉と結び付ける人がいます。この場合「結び付ける」とは、それらが不可分だと考えることです。つまり「恋愛と性交渉とを結び付ける」とは、「恋愛」と「性交渉」が不可分だと考えることを言います。 もし「結び付ける」「不可分である」ということ…